年金1.9%増 2026年度

本日(2026年6月9日)、厚労省から年金額改定通知書が届きました。
今年度の年金額は、昨年より4万円増えていました。増額率は1.9%です。
マクロ経済スライドにより削減されているとはいえ、少子高齢化人口減少が進む中、ありがたいことです。
それにしても「マクロ経済スライド」とは何を意味しているのか、よくわからないネーミングです。
名称はともかく、実体としては、「物価スライド」でもなく、「賃金スライド」でもなく、マクロ経済、すなわち、少子高齢化人口減少経済において年金制度を維持するため、実質的年金額を目減りさせる制度ということでしょう。
ところで、2026年1月23日付日経記事「基礎年金26年度1.9%増 4年連続上げ、実質は目減り」によれば、
「厚生労働省は23日、2026年度に国民共通の基礎年金の支給額を25年度から1.9%引き上げると発表した。会社員らが入る厚生年金も2.0%増で、いずれも4年連続のプラス改定となる。
年金財政を改善するため支給額の上昇率を物価・賃金の伸びより抑える措置「マクロ経済スライド」が4年連続で発動し、実質的な年金額は目減りする。
年金額の改定率は物価変動率と、過去3年分の平均をとった「名目手取り賃金変動率」をもとに決める。25年の物価変動率は3.2%、22〜24年度の賃金変動率は2.1%だった。
物価上昇が賃金上昇を上回る場合、賃金をもとに改定率を決めるルールがある。本来は賃金変動率と同じ2.1%の増額となるが、マクロ経済スライドによって0.2ポイントを差し引いた1.9%が基礎年金の増加率となる。
厚生年金は25年6月に成立した年金制度改革法で26〜30年度の抑制幅を通常より縮小すると決めた。そのため抑制分は0.1ポイントで増加率は2.0%となる。」
ということでした。